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初心者のための埼玉県公立入試11

受験情報 · 埼玉県公立入試

今回は少し例を挙げて説明します。

 

前回6:4の学力重視であった場合調査書の満点は334点になるという話をしました。

例えば表は大宮高校と川越女子の選抜基準です。

こちらをを見てみると1次選抜、2次選抜ともに満点は同じになっています。

 

 

違いは何かというと

大宮高校

○学力検査の扱い                       [500点]

○調査書の扱い  学習の記録の得点 1年 2年 3年=1:1:2     (180点)

特別活動等の記録の得点             (90点)

その他の項目の得点                (90点)

合計[360点]

川越女子

○学力検査の扱い                       [500点]

○調査書の扱い  学習の記録の得点 1年 2年 3年=1:1:2     (180点)

特別活動等の記録の得点             ( 30点)

その他の項目の得点               ( 30点)

合計[240点]

 

特別活動の記録の得点とその他の項目(太字の部分)が違います。さて、この違いをどう見ますか。どちらの高校も学力検査の結果を重視するとなっています。

より学力検査の結果(当日の結果)が合否を決めるのはどちらの高校でしょうか。

次回例を挙げて解説します。

 

 

 

 

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2016年06月01日

初心者のための埼玉県公立入試10

今回は学力検査と調査書の点数のそれぞれの重みについての話です。

各高校、及び科ごと(理数科や外国語科)に1次選抜、2次選抜においてどちらを重視するかを決められるということになっています。

詳しくは各学校の選抜基準をご覧ください。

(28年度のものはこちら)

29年度入試のものは7月に発表されます。

 

 

28年度までで見ると学力重視の学校の方が割合は多くなっています。

1次選抜では学力:内申=6:4~4:6、2次選抜では学力:内申=7:3~3:7までが範囲になっています。

例えば学力重視の学校であれば、1次選抜は6:4、2次選抜は7:3とする場合が多くなります。

他には1次選抜では5:5つまり学力検査の結果と調査書の点数を同等に見て2次選抜では学力検査の結果を重視するなどいろいろなパターンが存在します。

 

調査書の記録の合計点は違っても例えば6:4であれば学力検査は500点満点と決まっているので(傾斜配点は除く)6:4にするために調査書の満点を334点になるように換算します。

この部分が入試をわかりにくくしている部分になっています。

学力検査の結果と調査書の点数は正の相関を示すので学力だけで受験校を決めてもそれほど問題はないかもしれません。

一般にはそこまで気が付かずに受験している人が大勢いるのかもしれません。

知らぬが仏とも言いますので…。

 

 

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2016年05月31日

初心者のための埼玉県公立入試9

またまた前回の続きです。

前回検定などの資格試験では無理をして取りに行かなくてもその労力を受験勉強に向けたほうがほとんどの場合は合格への近道だという話をしました。

ただし、「学校選択問題」を採用する高校に関しては英検準2級の取得を一つの目標に勉強していくことも考えましょう。

 

平成29年度埼玉県公立高等学校入学者選抜における学校選択問題実施校についてはこちらをクリック

 

ただ、受験学年でない場合は早い段階から(小学生や中1・2)先取りで余裕をもってとっていくのが理想と言えそうです。直前に無理して取らなければならないという事態は避けたいところです。

 

その他の項目については満点がそれほど高くない場合はあまり差が出ないので過剰に反応することは必要ないと言えます。

受験校が絞られてきたら一つ一つの高校を見ていかなくてはなりません。

しかし、どれほどの差ができるものなのかはブラックボックス(細かい配点は個々にでない)である以上どうしようもありません。

当初埼玉県では入試をわかり易くするということで加算方式に変えましたが本当にわかり易くなっていると言えないのです。

ここでは詳しく書けませんが高校ごとの思惑がいろいろ入っている部分と言ってもよいところです。

 

いずれにしても、受験学年の7月にならないと該当する受験年度の表かは変わるので前年までの基準を信用しすぎないように早めの準備をしておくことが重要です。アプトでは英検の取得というような講座もオーダーできます。受験はすでに中学入学から始まっています。

もっと聞きたいという人はこちらをクリック

 

 

 

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2016年05月30日

初心者のための埼玉県公立入試8

今回も前回に引き続きその他の項目についてみていきます。

確実に違いが出るのは資格の取得なのですが次に主なものを上げました。

検定としては、漢検、数検、英検、TOEIC、TOEIC Bridge、TOEFL、毛筆・硬筆検定、珠算検定、柔剣道段位、囲碁、将棋など変わったものもあります。

 

高校により基準にかなり差があります。

また、細かい基準を出している場合は取得困難な級で与えられていることも多いです。

例えば英検の2級になると高校卒業レベルですし、準2級でも高校内容になるので取得するのは容易ではありません。

なかには、TOEIC、TOEIC Bridge、TOEFLの様に英語系の検定では中学生では普通は受けないだろうというものもあります。

それでも加点をするためにチャレンジしたほうが良いのかですが、ある先生によるとケアレスミスを2、3問すれば無くなってしまうほどの差しかないとのことでした。

高校ごとに点数は違いますので一概には言えないかもしれませんが検定一つで受験結果が決まってしまうようなことは無いということです。

持っているに越したことではないが絶対になくてはいけないということでもないです。

もちろん、それだけで受かるというような点数がもらえることも無いようです。

つまり、資格を取るための特別な勉強をするくらいならその分受験勉強をしたほうが合格の可能性は高まるということです。

ただし、英検準2級に関しては今年から少し事情が変わりました。高校範囲だからと切り捨てないほうがよい高校もあるからです。

どういうことかはまた次回。

 

 

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2016年05月29日

初心者のための埼玉県公立入試7

今回はその他の項目の得点を見ていきます。

特徴としては満点が特別活動の記録と比べると低くなっている高校の方が多くなっています。中には特別活動の記録と満点が同じになっている高校もあります。

ほぼすべての学校では次の2つの事柄が評価の対象になっています。

○ 総合的な学習の時間の記録

○ 資格取得

3つ目としてはが次のようなものも見られました。

○ 出欠席の記録

○ 川越市立高等学校「地域特別選抜」

○ 社会体育:関東大会出場選手、その他顕著な活動や実績を有する場合

 

総合的な学習の時間の記録についてはほとんど差がつかないのではないかと思われます。

その理由は検定とは違い全員が学習することであり、先生が書く内容はで点数がつくので明確な差がつかないことが考えられます。

出欠席の記録を見る高校はどういう意図を持っているのでしょう。

どちらかというと欠席が多いと不利になるということでしょうか。

私立の推薦入試では欠席日数によっては推薦が受けられないというものでした。

同じような意味合いかもしれません。

 

市立川越では

○川越市立高等学校「地域特別選抜」

「志願書」の記載内容をもとに得点を与えるというものもあります。

 

前述したとおり一つ一つに何点とは出ていないのであるに越したことは無いと考えておいたほうがよさそうです。ただ、確実に違いが出るのが検定です。これについては次回に説明します。

2016年05月27日

初心者のための埼玉県公立入試6

内申書はこちら

特別活動の記録の得点にはどんなものがあるのか見ていきましょう。高校ごとに違いはあるものの主に以下の内容になっています。

○ 学級活動

○ 生徒会活動

○ 学校行事

○ 部活動

○ その他

○ 調査書の「5その他」欄に記載された活動

○ 社会活動

 

前回も書きましたがその一つ一つに何点与えられるのかは公表されません。

例えば学級活動では学級委員や委員長の様に具体的に書かれている場合と評価できるものや活動が顕著であることのように曖昧なものがあります。

生徒会活動は評価の対象として書いてあることが多く見られます。では、会長だから点数が高いのかどうなのかは全く分かりません。中には区分を分けて表示している学校もあるのでそういう学校は活動内容によって評価の仕方が変わるものと思われます。

 

部活動に関しては部長が評価の対象になっているところもあります。

どこまで勝ち進んだかの基準が書かれている学校がほとんどです。

こちらもどの大会へ出場したから何点とかはわかりません。

学校以外の活動で全国大会などを評価される場合もあります。ボランティア活動なども評価対象です。

 

点数が加算されるので参加する意思があれば積極的に参加するのは悪いことではありません。

ただし、会長が絶対的に有利かどうかはわかりません。また、かなりの得点を貰えるのかもしれませんが自分以外に受ける人が全員会長なら話は別ですがそんなことは絶対に起こりません。

 

特別活動に何もないから不利というわけではありません。やりたくないのに無理に立候補したりする必要はありません。人の役に立ちたいと思ったら純粋な気持ちで立候補すればいいのです。

2016年05月26日

初心者のための埼玉県公立入試5

埼玉県公立入試調査書の扱いの続きです。

前回までで学習の記録の得点の話をしました。今回は特別活動の記録の得点とその他の項目の得点について話をします。

 

ところで学力検査の点数と調査書の点数の合計(面接がある場合は+面接の得点)で合否が決まるため調査書を点数化することになります。このとき学力検査の点数は評定が数字であらわされるため合計することで自分の点数を容易に出すことができます。

 

これからお話する特別活動の記録とその他の項目の2つについては学習の記録の得点とは大きく異なります。

特別活動の記録とその他の項目の得点は点数化されたものを保護者や本人は見ることができません。

何故ならば各高校から出されるのはそれぞれの満点と、評価する事柄の項目だけが提示されるだけだからです。

 

調査書を書くのは中学の先生ですが点数をつけるのは高校の先生ということになります。さらに、この2つの項目については開示の対象にもなっていませんので完全にブラックボックスとなっているのです。

 

このことで起こる逆転現象の数は全体から見れば多くはないかもしれませんが一応頭に入れておいたほうがいいでしょう。ブラックボックス化しているためにいろいろな憶測が飛ぶこともありますが気にしすぎても仕方がありません。受験のために生徒会をやったり部長になったりするものではないと思います。

 

次回はそれぞれの項目としてどんなものがあるのかを見ていきましょう。

2016年05月25日

初心者のための埼玉県公立入試4

ところで学習記録の評定が1年から必要だということをお話しました。

1・2・3年の評定は各45点満点です。

そのまま合計すれば135点満点ですが、そのまま合計した数字が点数ではありません。

高校によって学年ごとにウェイトをかけることができるのです。

直近の中学3年の成績を重視するならば1年:2年:3年=1:1:3となることが多いです。

この場合45+45+135=225点満点となり3年が1,2年の3倍の扱いになります。

1年、2年、3年を同等に扱うのならば1年:2年:3年=1:1:1となります。

この場合は45+45+45=135点満点になります。

他にも1:1:2や2:2:3などのような中間型もあります。

 

一昔前の調査書(相関法式のころ)では中3を中心にして中1、2を加味するというものでした。当時、比率などは公表されていませんが、今の比率でいうと1:1:8などと言われていました。

そこまでではなくとも、中3より中1、中2が重視されることはないので中3がより大切になります。

 

また、この比率は毎年変更が可能になっています。

中1:中2:中3の比率は受験をする中3の7月にならないとわかりません。

現在中1、中2の生徒は今からしっかり意識をして、どちらに転んでもいいという状況にしておいたほうが良いということになります。

 

 

中学1年生は初めての中間テストを受けるところだと思います。今回の結果も受験に関係するということになるのでしっかり対策をしましょう。

2016年05月24日

初心者のための埼玉県公立入試3

今回から調査書についてもう少し詳しく見ていきます。

 

 

埼玉県公立28年度入試調査書はこちら

 

学習の記録

学習の記録は評定と言われるものでその点数は保護者・生徒も知ることができるものです。3学期に渡される通知表の4列目(2期制ならば3列目)の数字がその学年の評定となります。

 

評定は通知表の1学期~3学期(前期・後期)の平均で付けられることがほとんどです。

平均で付けられるということは次の場合はどうでしょう。

1学期3 2学期3 3学期4

(3+3+4)÷3=3.3333… となりますのでほとんどの場合3となりますが、必ずしも3とは限りません。

この場合4になることもあります。同じ3でも4に近い3か、2に近い3かで変わってきます。3が2回続いたからもう4は無理だと思わずに、最後まであきらめずに頑張りましょう。

また、3だからと安心していると3,3,2で2ということもあり得るということです。通知表では3は安心できる数字ではないということです。また今の通知表は絶対評価で付けられるものなので3は真ん中ではないということも言えます。

 

 

定期テストではどうしても主要5教科(英数国理社)に目が向きます。しかし、評定は9教科であるということを1年の最初から意識しておいたほうが良いでしょう。後になってあの時もっとやっておけばとならないために提出物・授業態度にも気を付けたいところです。成績というと主要5教科にとらわれがちですが実技であっても5は5です。実技が得意という人は稼げるところでしっかり稼いでおきましょう。

 

「公立入試は入学してからすでに始まっている」ですね。

2016年05月23日

初心者のための埼玉県公立入試2

得点の付け方

学力検査の点数は500点満点(英数国理社 各100点満点)。ただし、傾斜配点を除く。

そして内申点は高校ごとに満点が異なります。そして内申点の満点を調節することで学力検査の点数重視か内申点重視かが決まってきます。偏差値の高い学校ほど学力重視の傾向が強くなりますがどのレベルであっても内申点が無くて良いとはなりませんのでしっかりと中学校の勉強及び活動にしっかり力を入れましょう。

 

それでは、内申点とはどのように決まるのかを見ていきましょう。内申書は入学願書とともに提出されるもので書くのは中学校の先生です。それを受け取った側の高校で点数化します。次の3つの項目に学校ごとに満点を決めてあり、例年7月にその年の選抜基準が発表されます。29年度入試の選抜基準はあと2ヶ月ほどしないとわからないということになります。

 

・学習の記録           9科の5段階評価(通知表)学年ごと

・特別活動などの記録       生徒会活動 学級活動 部活動など

・その他の項目          検定 資格 総合的な学習の時間の記録など

 

内申書はこちら

 

この3つの合計点×係数が内申点と呼ばれるものです。係数によって最終的に満点が決まる。

 

次回はその3つの項目を細かく見ていきましょう。

2016年05月20日

初心者のための埼玉県公立入試1

年度の呼び方

入試では●年度入試という呼び方がよくされます。

今は平成28年なので、現中3生が受ける入試が29年度入試となります。

29年度入試とは来年の3月に入試を受けるので29年度入試と覚えていれば問題ありません。

本来は、29年度の高校1年生を選抜する入試が29年度入試となります。

ちなみにですが「平成29年度埼玉県公立高等学校入学者選抜」というのが正式な名称です。(以下29年度入試)

教育委員会のホームページなどを見る機会がある人は覚えておいたほうがいいでしょう。

29年度入試から学力検査に変更がありますがそれはまたの機会で取り上げます。

 

 

公立入試の選抜方法

私立高校は日程さえクリアできれば何校でも受けることができます。そして私立では事前相談がほぼ合否を決めるということになっています。

では、埼玉県公立高校は何校受けられるでしょうか?

答えは1校です。(国立をうけると最大2校です。)県立高校は1校しか受けられず、チャンスは1度です。以前推薦入試があったころは2回チャンスがありましたが、今となってはどちらが良いのかわかりませんが…。

 

選抜方法についても相関方式から加算方式へと変わりました。ここでは相関方式の説明は省略し、現在行われている加算方式について説明していきます。加算(足し算)ですので文字通り足し算の合計で合否が決まります。当然合計が大きい人から受かっていくというものなのですが、何と何の足し算なのでしょうか。

(内申点)(学力検査の点数)で合否が決定します。

2016年05月19日

号外 定期テスト対策数学

1学期中間テスト数学の注意点

中1 正負の数の意味 正負の数の計算 

おそらくこの辺りが多いと思います。場合によっては小学生の復習が入ることもその場合は学校のワークに該当ページが載っていることが多いので活用しましょう。

正負の数の計算がどこまで行くのかは学校ごと、先生ごとに差が大きいですが100点を目指しているのなら必ず用語をチェックしてください。正の数、負の数、自然数、加法、減法、絶対値、原点など教科書に説明が載っている場合は教科書でチェックをする。加法の交換法則、加法の結合法則なども意味(2つの違いを確認)と言葉をしっかり覚えておきましょう。「項」の様に聞きなれない言葉もしっかり覚えましょう。

 

中2 式の計算

1年の『資料の活用』が範囲になっている場合は要注意。特に2年になってから授業で扱わず。1年3学期の期末テストで出せなかったために今回の1学期中間テストに入っているときは要注意。忘れてしまっている可能性が高いので早めに手を付けましょう。式の計算は1年の文字式の計算ができていればさほど問題は会いません。ここでつまずくようだと1年の文字式の計算からやり直したほうがいいです。1年と同様に言葉のチェックを怠らずにしっかり覚えましょう。計算以外にも次数や係数など理解ができていないと思わぬところで点数を落としてしまうので注意。

 

中3 式の展開・因数分解

2年の『確率』が範囲になっている場合は要注意。特に確率は入試においても重要になってきますので範囲になっていれば力を入れてやっておくべき単元です。

文字式の計算の一つですが公式を暗記して当てはめるという考え方は計算においては初めて出てくる考え方です。考え方を変えてそれに慣れないといけないということです。注意が必要なのは展開を公式でしっかり暗記していないと因数分解ができなくなります。非常手段として展開までしか範囲がない場合は公式を使わず、分配法則だけで答えを出すことはできますがお勧めはしません。

 

今回のテスト範囲では計算もさることながら用語のチェックと場合によっては前学年の復習単元がカギを握ることになるかもしれません。

 

 

中1・中2・中3ともにこの1学期の最初の単元はその後の単元につながっていく大事な単元です。テスト対策(事前対策)も大切ですが、テスト直し(事後対策)も大切です。

 

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2016年05月19日

実は算数で大切なもの(続き)

前回の続きです。

例えば、小数の足し算で4.8+7=という問題。このとき8に7を足して5.5としてしまうようケースが見られます。

間違いを指摘するときに小数の足し算では小数点をそろえるんだよね、と教えますよね。

それはもちろん間違っていませんが、まずは位取りがしっかりできているのか、意味も理解しているかどうかを認識させることが大事なのです。

この確認をしっかりしないと、指摘されたらそうだったと言って直して解けるのですが、何度も同じ事を繰り返すことになります。間違いを直すとは次に出てきたときに間違わずにできるかが重要なのです。

 

一番いいのは最初に位取りが出てきたときから位取りを理解する学習ができていればいいのです。

どんなにけた数が大きくなっても同じことだと気づけるとあとは勝手に理解していきます。

さらには一の位より小さい位がある(小数)ことを理解させていけばスムーズに小数の学習に入ることができるので躓かずに済みます。

 

また概算(およその数の計算)については概算の問題が解けたらこの単元は終わりとなってしまいがちです。しかし、それだけではないその先にあるこの単元を習うことの意味を理解できていれば活用できる大事な単元なのです。残念ながらできる子でも活用できているケースはあまり見られません。

 

どういうことかというと計算問題ではまず最初に概算をしておくということです。この癖(習慣)がついていることで、つまらないミスに気が付くことができます。例えば先ほどの4.8+7も概算しておけばおよそ5+7=12となるので、本当の答えはそれよりちょっと小さいということが概算できていれば5.5という答えが出た時点で「あれ」おかしいなと気づけるのです。概算を習う前からそういう習慣(考え方)を身に付けさせるといろいろな場面で『気づく』ということに気づくようになります。文章問題で、とんでもない答えをそのままにしてしまうケースも概算(答えの見込み)を意識していない表れです。すぐに身につくことではありませんが強力な武器であることは間違いありません。

2016年05月18日

取材を受けました

4月22日に新規開校した学習塾として雑誌(注目企業)の取材を受けました。

その時の記念写真が届きました。

女優の川上麻衣子さん とてもお綺麗でした。

金八世代の私は緊張しっぱなし。

2016年05月17日

実は算数で大切なもの

皆さんは小学校の算数で大切なものと言われて思いつくものは何ですか。

 

割合・速さ 確かに重要です。

分数・小数 計算はすべての基本ですので確かに重要です。

図形の問題 中学でも同じ単元が出てくるので重要ですね。

他にもいろいろな考え方があると思います。

 

もちろん上に上げたこと、さらに言えば全ての単元が必要だから学習しているわけですが。

算数の単元の中で上に上げたことは重要と思っていると方も多く、それはそれで間違ではありません。

しかし、今日お話しするところは算数で重要だけど意外と見過ごされている単元のお話です。算数が得意になって欲しい。中学受験を考えている。そんな人は是非最後まで読んでください。

 

ここでは2つ挙げておきます。1つ目は位取りです。えっ…何で位取りと思った人もいるともいます。わかっている人も多いので意外に思うかもしれません。この単元は他の単元の様にそれが理解できていないことが分かりづらい単元だからこそ要注意なのです。

 

そしてもう1つはおよその数、概算です。どちらもそれほど時間をかけてやることがないので出来ていないことが見過ごされてしまいがちです。

そしてこの2つの単元は単元テストで100点を取ったらそれで全てOKということではないということです。問題が解けることと理解することは違うのです。

 

続きは次回

2016年05月16日

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