今回は学力検査と調査書の点数のそれぞれの重みについての話です。
各高校、及び科ごと(理数科や外国語科)に1次選抜、2次選抜においてどちらを重視するかを決められるということになっています。
詳しくは各学校の選抜基準をご覧ください。
(28年度のものはこちら)
29年度入試のものは7月に発表されます。
28年度までで見ると学力重視の学校の方が割合は多くなっています。
1次選抜では学力:内申=6:4~4:6、2次選抜では学力:内申=7:3~3:7までが範囲になっています。
例えば学力重視の学校であれば、1次選抜は6:4、2次選抜は7:3とする場合が多くなります。
他には1次選抜では5:5つまり学力検査の結果と調査書の点数を同等に見て2次選抜では学力検査の結果を重視するなどいろいろなパターンが存在します。
調査書の記録の合計点は違っても例えば6:4であれば学力検査は500点満点と決まっているので(傾斜配点は除く)6:4にするために調査書の満点を334点になるように換算します。
この部分が入試をわかりにくくしている部分になっています。
学力検査の結果と調査書の点数は正の相関を示すので学力だけで受験校を決めてもそれほど問題はないかもしれません。
一般にはそこまで気が付かずに受験している人が大勢いるのかもしれません。
知らぬが仏とも言いますので…。