中学3年生のみなさんはそろそろ受験を意識し始めていると思います。

その時に気になるのは偏差値ではないでしょうか。

もちろん志望校とは行きたい学校ですので偏差値で決めるものではありません。

とは言え、現時点での偏差値が気にならない人はいないでしょう。

まだ模試を受けたことがないという受験生は一学期中に一回は受けておきましょう。

特に埼玉県の受験を考えている人は北辰テストが必修です。

ところで自分の偏差値と志望校の偏差値どれくらい離れていますか。

現時点今の偏差値から5から10は志望校の偏差値の方が上だと丁度いいくらいです。

（本人が本気で行きたいと考えているならもっと上でもOK。）

少なくとも今の偏差値でいける学校を志望校にするのはよくありません。

実は現時点で偏差値が基準に到達しているから大丈夫と思っている人は要注意です。

夏期講習前にほとんどの中学3年生は部活を引退します。

受験の天王山ともいわれる通り志望校に届いていない人が必死になって勉強を始めたときに偏差値10くらいは上がるのです。

偏差値とは全体の真ん中が概ね50であるため全員の点数が上がったとき自分の点数がそのままなら偏差値は下がることになります。

偏差値をキープするだけでも周りと同じだけ勉強しなければいけません。

目標を上に持ったほうがいいのはそのためです。

マラソンでも先頭で走り続けるのはつらいそうで、前に目標があったほうが走り続けやすということのようです。

志望校に偏差値が届いていない生徒は目標がはっきりあるのでモチベーションが高くなります。

実際はみんながみんな必死に勉強するとはならないにしても油断は禁物です。

そして、夏から勉強を始めようなどと思っている人も要注意です。

何故かというと人間は時間があると先延ばしにして結局やらないということが起こりがちだからです。

暇な人ほどメールの返信が遅いと言われるのもそのためです。

本当に忙しい人ほどメールの返信が早いそうです。または忙しすぎて返信が来ないそうです。

つまり時間がある人は後でいいやと後回しにしてしまうのでそういうことが起こるのだそうです。時間があるからできるという考えは捨てたほうがよさそうです。

これを中3生に当てはめると短…、特に運動部で頑張ってきた人は引退した後の夏休みは時間がたっぷりあるので危険です。

では、どうすれば防げるのか。

そのためには一学期の忙しいうちに受験勉強を始めることが大切になります。

もちろんまだ忙しいので時間を見つけて勉強をすることになります。

時間が少ないのであまりできないかもしれません。

でもその状態で夏休みをむかえればきっとすぐに受験勉強に取り組めるのです。

受験生は早めに動きだしましょう。

引退が早い部活の人は早急に始めましょう。

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志望校をあきらめない。受験はまだまだこれからです。